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こんにちは!ゆゆなです。
近頃、子供のスマホ、タブレット依存は
よく聞く話ですが、ワンオペ育児の大きな助けになってくれる
アイテムの一つでもあります。
料理で火を使っているときなど、
手が離せないタイミングで子供がぐずってしまった場合、
自身のスマホを渡して機嫌をとっている方も
多いのでは無いでしょうか。
しかし、親のスマホは子供の誤操作によって、
思いもよらぬトラブルにつながりかねないため、
子供用のスマホをセットアップしておく方が
安心、安全面で優位だと考えます。
我が家はApple製品を利用しているため、
本記事では、iPhoneを子供用にセットアップする
手順やポイントについて紹介させて頂きます。
子供用のiPhoneを用意
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まず、子供用iPhone本体の用意ですが、
基本的には親が以前使っていたiPhoneの
再利用が費用の面などから最もおすすめです。
再利用できる端末が無い場合は、
旧機種の低容量モデルを中古ショップや
メルカリ等で安く入手してください。
我が家は以下ショップでよく購入しているため、
気になる方はぜひ覗いてみてください。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3Z4XAR+8WB88I+3I5Y+TUVZL)
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3Z4XAR+8WB88I+3I5Y+TUVZL)
注意点
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旧機種、低容量モデルの購入がおすすめと
記載させて頂きましたが、旧機種は徐々に最新iOSへの
アップデートが未サポートとなるため、
数世代前の機種を購入する際は注意が必要です。
なぜなら、iPhoneにインストールするアプリには、
前提となるiOSバージョン(最低iOSバージョン〇〇以上等)が
設定されています。
古すぎるiPhoneの場合、iOSバージョンの要件を満たせず
使用したいアプリが使えないということが起こりえます。
「YouTube Kids」を例に挙げると、
2024年04月時点ではiOS14以降が前提となり、
iPhone6以降の機種でないと使用できません。
iphoneにアプリを入れるまでの流れ
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子供用のiPhoneを用意した後は、
子供用のAppleIDの用意や初期化をはじめ、
金銭トラブルやゲームのやりすぎなどを防止するため、
各種制限の設定を行うことが望ましいです。
本項目ではiPhoneのキッズケータイ化に向けて
必要となる設定を順に説明していきます。
1.事前準備
2.キッズケータイ化の手順
3.アプリのインストール
1.事前準備
事前に準備、対応しておきたい作業として、
大きく以下3点が挙げられます。
1.端末の初期化
2.子供用のAppleID入手
3.SIMカード入手(Wifi利用のみの場合は省略)
1.端末の初期化
特に親のiPhoneを流用する際ですが、
必ず初期化するようにしてください。
親のiPhoneは連絡先やアプリ、写真等、データの宝庫です。
子供の誤操作や、端末紛失によるデータ流出を
避けるためにも初期化は必ず実施してください。
尚、バックアップデータが必要な場合は、
初期化前に必ず取得するようにしてください。
■初期化手順
iPhoneを工場出荷状態に初期化(リセット)する手順は以下の通りです。
1.「設定」アプリをタップ
2.「一般」をタップ
3.「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
4.「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
2.子供用のAppleID入手
ご存じの方も多いかもしれませんが、
13歳未満の子供は自分でAppleIDを作成することができないため、
「ファミリー共有」という仕組みを使い
親が子供のアカウントを作成する必要があります。
アプリのダウンロードや課金の
制限も可能になりますので、基本的には
ファミリー機能を利用する方針がおすすめです。
その他、親のAppleIDを流用する選択肢も挙げられますが、
支払情報や写真等のデータにアクセスが可能となってしまうため、
個人単位でアカウントを入手すべきかと考えます。
■設定手順(親のiPhoneにて行います)
1.「設定」アプリをタップ
2.一番上の「アカウント名」をタップ
3.「ファミリー共有」をタップ
4.右上の人型アイコンをタップ
6.「お子様用アカウントを作成」をタップ
7.子供の名前と生年月日を入力し、あなたが成人であることを確認をタップ
8.「保護者の同意」画面で届いたパスワードを入力し、「完了」をタップ
9.「家族のプライバシー開示」を読み「同意する」をタップ
10.「利用規約」を読み「同意する」をタップ
11.子供用Apple ID作成画面でメールアドレスを入力
※用意できていない場合は「メールアドレスを持っていない場合」をタップし、
「iCloudメールアドレスを入手する」をタップします。
@iCloud.comより前の部分を入力し、「メールアドレスを作成」をタップ
12.「ペアレンタルコントロールを設定」で「あとで設定」をタップ
13.「『承認と購入のリクエスト』は有効です」画面に移るので「続ける」をタップ
14.「位置情報をファミリー内で共有しますか?」画面に移るので、「位置情報を共有」をタップ
15.「完了しました」という画面に移れば完了です
3.SIMカード入手(Wifiのみの利用の場合は省略)
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自宅の外など、Wifi環境下以外での
通信を予定している場合、SIMカードの用意が必要です。
2、3歳向けの場合、用途は限られますので、
基本的には格安SIMで安価に契約する形がおすすめです。
SIMカードを用意する場合は、
SIMロックがかかっていないかを確認し、
かかっていた場合は、キャリアのホームページから
ロック解除をするようにしてください。
尚、格安SIMといえど、費用は掛かってしまいます。
2、3歳向けとなる場合、一時的な動画用として
準備するケースがほとんどかと思いますので、
自宅のWifiや親のスマホでテザリングを行う方針がおすすめです。
2.キッズケータイ化の手順
iPhoneに設定を施すことで、
アプリのインストールやその利用時間等を制限することができ、
キッズケータイに近い状態に持っていくことができます。
大きな作業の流れとしては以下がおすすめです。
1.スクリーンタイムを有効化
2.ペアレンタルコントロールによる制限
3.子供用iPhoneにサインインする
1.スクリーンタイムを有効化
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アプリやWebサイトの利用制限をかけたり、
利用時間を確認できる設定となります。
まずはこちらを有効化してください。
■有効化手順(親のiPhoneにて行います)
1.「設定」アプリをタップ
2.上から2つ目の「ファミリー」をタップ
3.子供のアカウントをタップ
4.「スクリーンタイムをオンにする」をタップ
5.「スクリーンタイム」のタイトルが表示されるため、「続ける」をタップ
6.「休止時間」のタイトルが表示されるため、必要に応じて設定
(あとで設定することが可能)
7.「App使用時間の制限」のタイトルが表示されるため、必要に応じて設定
(あとで設定することが可能)
8.「コンテンツとプライバシー」のタイトルが表示されるため、「続ける」をタップ
9.「スクリーンタイム・パスコード」のタイトルが表示されるため、パスワードを設定
10.以上でスクリーンタイムの有効化が完了です
2.ペアレンタルコントロールの設定(親のiPhoneにて行います)
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スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限(ペアレンタルコントロール)」の
ことを指しており、特定のアプリや機能(インストールなど)の使用制限や
表示コンテンツの制限を行う機能です。
こちらの設定が一番の肝ですので、
確実に実施するようにしてください。
ご家庭に合わせた設定が望ましいですが、
ここでは2歳、3歳向けに意識しておきたい項目を中心に
手順を紹介させて頂きます。
1.ペアレンタルコントロールの有効化
まずはペアレンタルコントロールの有効化を
以下手順にて行います。
■設定手順(親のiPhoneにて行います)
1.「設定」アプリをタップ
2.上から2つ目の「ファミリー」をタップ
3.子供のアカウントをタップ
4.「スクリーンタイム」をタップ
5.「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
6.「コンテンツとプライバシーの制限」を有効化する
7.4ケタのスクリーンタイム・パスコードが要求されるため入力
8.以上でペアレンタルコントロールが有効になります。
2.アプリや音楽の購入を制限
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次にアプリのインストールや削除、
アプリ内課金可否の設定を行います。
尚、本記事の手順でここまで進めた場合、
ファミリー共有の「承認と購入のリクエスト」が有効状態となります。
無料含め、アプリ等を購入しようとするたびに、
親の承認が必要になり、誤ってアプリのインストールや、
課金などを行ってしまう心配はありません。
このため、ここでは誤ってアプリを削除しないよう
設定するのみで十分と考えます。
■設定手順(親のiPhoneにて行います)
9.「コンテンツとプライバシーの制限」画面で
「iTunesおよびAppStoreでの購入」をタップ
10.「アプリの削除」をタップし「許可しない」を選択
アプリ毎の使用許可設定
3つ目にアプリ毎の使用可否について設定を行います。
デフォルトでインストールされている「Safari」等を
利用不可(ホーム画面から削除)とすることができる機能となります。
基本的には使用予定のアプリ以外、
無効化とするのがおすすめです。
■設定手順(親のiPhoneにて行います)
11.「コンテンツとプライバシーの制限」画面で
「許可されたアプリ」をタップ
12.使用しないアプリを全て無効化する
表示コンテンツの制限
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最後に、許可するコンテンツの制限について設定を行います。
特に重要な項目は「アプリ」「Webコンテンツ」の2つになります。
「アプリ」はアプリ毎に設定されている対象年齢で
利用を制限することも可能ですが、利便性を考慮すると、
使いたいアプリは使えるようにするのがおすすめです。
「Webコンテンツ」は違法Webサイトや成人向けWebサイトへの
アクセスを制限することが可能です。
「許可されたWebサイトのみ」で確実に制限するのがおすすめです。
■設定手順(親のiPhoneにて行います)
13.「コンテンツとプライバシーの制限」画面で
「コンテンツ制限」をタップ
14.「アプリ」をタップし、「対象年齢」を選択
15.画面を1つ前に戻す
16.「Webコンテンツ」をタップし、「許可されたWebサイト」をタップ
17.「Web」サイトを追加をタップし、URLを入力
3.子供用iPhoneにサインインする
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ここまでの準備が終わったら子供用の
iPhoneにサインインして準備完了です。
■設定手順(子供用のiPhoneにて行います)
18.「設定」アプリをタップ
19.一番上の「iPhoneにサインイン」をタップ
20.AppleIDとパスワードを入力し、右上の「次へ」をタップ
21.AppleID作成時に指定した電話番号あてに認証コードが
送付されるため、入力
22.iPhoneのロック画面を解除するパスワードを入力
23.サインインが完了します。
以降は使用予定のアプリをインストールし、
iPhoneを子供に渡してあげてください。
尚、子供のスマホ依存について以下記事で紹介しております。
お時間のある方はぜひこちらもご参照ください。
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まとめ
今回は、ワンオペ育児の救世主である
スマホを2歳、3歳児向けに用意する際の
設定手順やポイントをテーマに記載させて頂きました。
大人は基本的に意識することのない設定ですが、
iPhoneの制限に関する設定は奥が深く、
非常に多くのことが実現できます。
子供の年齢が上がるにつれ、適切な設定への変更が
求められますので、定期的な設定の見直しをお願いします。
本記事が少しでも親子で安心してスマホを利用できる
機会に貢献できれば幸いです。