
こんにちは!ゆゆなです。
子供が生まれしばらくすると子供乗せ電動自転車の
購入を検討されるご家庭も多いかと思います。
子供との買い物、保育園の送迎をはじめ、
移動時間の短縮だけでなく、行動範囲も広がるため、
親としては大助かりです。
我が家も色々悩んだ結果、Panasonicから発売されている
「ギュット・クルーム・EX」の2025年モデルを購入しました。
本記事では「ギュット・クルーム・EX」を実際に使用して感じた点や、
購入時に意識したポイントについて紹介させていただきます。


Panasonicのギュットシリーズについて


ギュットシリーズはPanasonicから発売されている
子供乗せ電動自転車となります。
モデルの数は豊富で以下7種類に分けられます。
①ギュット・クルーム・EX
②ギュット・クルーム・DX
③ギュット・クルームF・DX
④ギュット・クルームR・EX
⑤ギュット・クルームR・DX
⑥ギュット・アニーズ・DX
⑦ギュット・アニーズ・DX・26
電動自転車は「ヤマハ」や「ブリヂストン」等、
様々なメーカーから発売されてますが、
我が家は周囲や自転車屋の定員さんから
子供を乗せるならPanasonicとの意見を聞いていたため、
購入メーカーは早々に決まりました。
しかし、上述の通りギュットシリーズは7種類も存在するため、
ここから、「ギュット・クルーム・EX」の
購入に至るまでは少々時間を要しました。
7種類各々の違いについて簡単に
紹介させていただきます。
クルームとアニーズの違い
まずギュットシリーズは大きく
「クルーム」と「アニーズ」の2種類に分けられ、
「クルーム」が上位モデル、「アニーズ」が
下位モデルといった位置づけになります。
大きな違いをまとめると以下の通りとなり、
前乗せモデルを希望する場合、「クルーム」が候補になります。
モデル | 値段 | タイプ | チャイルドシート前かご有無 | ラクイック有無 | 共同開発有無 | Combiとの
クルーム・EX | ギュット・218,000円 | 前乗り | 無 | 有 | 有 |
クルーム・DX | ギュット・190,000円 | 前乗り | 無 | 無 | 有 |
クルームF・DX | ギュット・187,000円 | 前乗り | 有 | 無 | 有 |
クルームR・EX | ギュット・210,000円 | 後乗り | 有 | 有 | 有 |
クルームR・DX | ギュット・187,000円 | 後乗り | 有 | 無 | 有 |
アニーズ・DX | ギュット・180,000円 | 後乗り | 有 | 無 | 無 |
アニーズ・DX・26 | ギュット・180,000円 | 後乗り | 有 | 無 | 無 |
「クルーム」、「クルームF」、「クルームR」の違い
そして「クルーム」は大きく3つの種類に分けられ、
主な違いはチャイルドシートの取り付け位置です。
クルーム:前乗せモデル(前かご無)
クルームF:前乗せモデル(前かご有)
クルームR:後ろ乗せモデル
その他、主な違いをまとめると以下の通りとなり、
ポイントとなるのはチャイルドシートが前、後ろのどちらになるか、
前かごが必要であるかの2点になります。
ギュット・クルーム | ギュット・クルームF | ギュット・クルームR | |
チャイルドシートタイプ | 前乗り | 前乗り | 後乗り |
前かご有無 | 無 | 有 | 有 |
値段 | 高 | 低 | 中 |
EX、DXの違い
カラーバリエーションや値段の違いはありますが、
機能面の違いはシンプルで、ラクイック(キーレス機能)の有無、
押し歩きモードの有無の2点となります。
ラクイック機能とは、かばんやポケットからカギを取り出さなくても
開錠することが出来る機能となり、押し歩きモードとは、
押し歩き時にスムーズに進めるようアシストしてくれる機能となります。
EXモデルとDXモデルで約20000~30000円程の差額がありますが、
特にラクイック機能の利便性が高いと言えます。
我が家の場合、子供を2人連れている上、
保育園用の荷物を持った状態で利用することが多く、
今では欠かせない機能になってます。
■注意点
①EXモデルは「クルーム」と「クルームR」のみ選択可能です。
②ラクイック機能はあくまで開錠が自動となる機能であり、
施錠は手動となります。
「ギュット・クルーム」シリーズの2025年モデルの特徴
電動自転車を購入する際の選択肢として、
発売日の観点も挙げられます。
基本的にはその年に発売されたモデルと、
その前年に発売されたモデルから選ぶことができます。
但し、前年発売モデルは在庫限りとなる点は注意が必要です。
(今が2025年2月であれば、2024年モデルと2025年モデルから
選ぶことができます)
2024年モデルと2025年モデルのギュット・クルームシリーズの場合、
以下の違いがあります。
項目 | 2024年モデル | 2025年モデル |
押し歩きモードの有無 | 無 | 有(EXモデルのみ) |
お知らせ機能の有無 | 空気入れタイミングの無 | 有 |
カラーバリエーション | レッドオーカー ディープエメラルドブルー マットオーツベージュ マットモスグリーン マットスモークグレー マットネイビー | マットピーチブロッサム ディープエメラルドブルー マットオーツベージュ マットモスグリーン マットスモークグレー マットネイビー |
価格 | 安(2025年モデルより約10000円) | 高 |
年子用に3人乗りとする際のポイント
我が家は年子の2人の子供たちを乗せる想定であったため、
当初から3人乗りで検討しておりました。
ギュットシリーズで3人乗りとする場合、
選択肢としては以下になります。
①ギュット・クルームを購入し、リアシートを追加購入する
②ギュット・クルームFを購入し、リアシートを追加購入する
③ギュット・クルームRを購入し、フロントシートを追加購入する
既に3人乗りが確定している場合、①がおすすめです。
自転車とは別に以下のリアシートを購入し、取り付けることで、
3人乗りを実現する形になります。
値段が最も高価、前かごが無いというデメリットはありますが、
安定感、運転のしやすさが②③と比較にならないくらい良いです。
将来3人乗りになる可能性を考慮されている場合は③がおすすめです。
②③で使用するフロントシートは視界が悪いため、
3人目が誕生するまでは、フロントシートの無い状態で
使用するのが利便性が高いと感じます。


我が家で利用しているアクセサリー
我が家で利用しているアクセサリーを4つ紹介します。
必須ではありませんが、あると便利ですので、
参考にしてみてください。
・レインカバー
・モニターカバー
・鍵
・携帯ホルダー
レインカバー
純正のレインカバーを前後で使用してます。
純正品ですので、フィット感が良く、
取り付けもしやすく、使いやすさもgoodです。
モニターカバー
はじめはつけていなかったのですが、
混みあった駐輪場でハンドルがモニターに
あたってしまうことや、風で倒れた際に
傷ついてしまいそうに感じました。
ラクイックの操作にもモニターを使うため、
損傷予防を目的に購入しました。
鍵
バッテリーの盗難目的で購入しました。
バッテリーの盗難頻度が高いことは
ネット情報や自転車屋の定員さんから伺っており、
単品で購入すると40000円程する高価なものです。
また、人によってはレインカバーにも
鍵を付けていますので、ご家庭の意向に合わせて
防犯対策されるのがおすすめです。
携帯ホルダー
女性としては、子供を2人乗せた自転車は重く、
ハンドリングは思ったようにはできないです。
子供はスマホで動画を見ている間はおとなしく、
子供がおとなしく自転車に乗っていてくれるのは、
安定した運転につながります。
我が家では前後に携帯ホルダーを取り付け、
乗車中はスマホの動画を見せるようにしてます。
「ギュット・クルーム・EX」を実際に使ってみてよかった点


購入後、1か月ほど使用してみて、
良かったと感じた点を4つご紹介します。
・ラクイックが非常に便利
・パワー不足は感じない
・ハンドルロックが非常に便利
・バッテリーの品質が良い
ラクイックが非常に便利
繰り返しとはなりますが、子供2人を連れている点に加え、
2人分の保育園荷物を持った状態で利用しているため、
鍵を出さずに開錠できるのは想定以上に便利です。
パワー不足は感じない
モーターの出力を3段階(パワー、オートマチック、ロング)で調整できるのですが、
最も低出力の「ロング」モードでも特に不便は感じません。
坂道の時だけ、「オートマチック」or「パワー」モードへ
変更すれば3人乗りでも十分走行できます。
また、モードの変更もボタン1クリックするだけです。
ハンドルロックが非常に便利


「スタピタ2S」という機能により、
スタンドを立てると同時に前ハンドルが固定されます。
子供の乗せおろし時の安定感が抜群であり、
もうこの機能無しは考えられない程に便利です。
バッテリーの品質が良い


普段はロングモードで利用しており、
往復15分程度の保育園の送迎であれば、
2週間は充電せずとも余裕です。
頻繁に充電する必要が無い点の利便性は高いと感じます。
実際に使ってみていまいちだった点
一方でいまいちだった点として以下3点が挙げられます。
・どうしても車体が重い
・モーターの初動がやや強め
・スタンドが思ったより固い
どうしても車体が重い
他メーカーの製品と比較すると、
軽量化されている製品とはなりますが、
女性目線からすると、どうしても重いです。
どうしようもない点ではありますが、
過度の期待は禁物です。
モーターの初動がやや強め
最初の踏み出し時のアシストが思ったより強く、
急発進するような感覚があります。
慣れると気にならなくなりますが、
初めのうちは比較的危険な印象を受けるため、
試し乗りしてから使われるのがおすすめです。
スタンドが思ったより固い


女性目線だと、スタンドを立てる際に
思ってる以上に力を使います。
しっかりした製品であるとは感じますが、
日々一苦労してます。
まとめ
「ギュット・クルーム・EX」の2025年モデルを
実際に使ってみて感じた点や、購入時のポイントについて
記載させていただきました。
使用している中で気になる点はもちろんありますが、
購入して良かったとは感じており、
総合的には満足度の高い商品であると考えてます。
電動自転車の購入を検討されている方は、
候補の入れていただければと思います。
電動自転車は非常に高価なものとなりますので、
商品選びには時間を要するケースが多いかと思います。
本記事が少しでも商品選びの参考になれば幸いです。